都市部に建つ三世代住宅です。
1階は客間と書斎・書庫、2階は子供世帯の空間、3階は居間・食事室と親の場です。エレベーターにより、最上階に親の空間をつくることが可能になりました。

ともすれば暗く、風通しの悪い階段まわりの空間をFRPグレーチングの床にすることで通風をとり、屋上ペントハウスからの光を1階まで導いています。内部空間はシンプルに、収納も充分とりながら、壁として感じられるよう工夫しました。

照明計画や家具の選定など、全てトータルにデザインをしてあります。内部は珪藻土や木質系の自然素材を多用した空間となっています。
外観も耐久性のある材料を使用してシンプルにデザインし、自己主張しないよう心がけています。