住まいづくりは建て主、工務店そして設計者、３人４脚の徒競走のように３者の足並がそろって初めてスムーズに流れるものです。これから家を建てようと考えている方々には住まいに対してたくさんの夢や希望があると思います。あるいはどんな建物を建てたらいいのか？どれくらい費用がかかるのか？誰に頼んだらいいのか？と不安をもたれる方もあるかも知れません。そんなとき、まずは気楽に声をかけてください。新築に限らず高齢者や障害者をかかえ「現在の住まいをなんとかしなくては」とか「もう一部屋ほしいがスペースが足りない」等々、相談先がわからず困っている方々もいらっしゃると思います。

　当事務所はこういった方々の相談に気楽にのれる「住まいの町医者」でありたいと考えています。夢や希望、あるいは不安、問題点など幅広く聞き入れ、そこからその方のライフスタイルにあった住まいのあり方というものを処方していきたいと思います。住まいは決して設計者の独り善がりで出来るものではありません。建て主さんという個人、個性を無視してはリアリティーのある住まいは出来ません。建売住宅やマンションに生活感が希薄なのはそこに個性を持った個人としての住まい手が不在だからであろうと思います。

　同様に地域や環境もおろそかにすることは出来ません。一般に住まいは個人の所有となりますが景観、町並み等周囲の環境に影響を与えるものでも有ります。こういった意味で住まいは公共性も併せ持っており地域の気候風土、環境にマッチした住まいづくりも重要であると考えています。

　この様な点をふまえて建て主、工務店そして設計者、３者の足並がスムーズにそろうよう調整役をはたし、互いに納得の行く住まいづくりを目指していきたいと思っています。

[ 出身地 ]
　埼玉県さいたま市

[ 団体への登録 ]
　

[ 経歴 ]