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神戸の高台の家 -屋根裏を狙え-
神戸は大変住みやすい街と言える。北には山、南には海。南向きの高台は大変日当たりがよい。よって、多くの住宅が建ちならぶ。

クライアントは、初めてのデートが住宅展示場だったという新婚夫妻で、新築、リノベーションの両方を検討していた。高台にあるこの物件が見つかり、リノベーションを選択することになった。

築20年を超える家は、屋根裏が使われていないケースが多い。瓦屋根の場合、ある程度の勾配が必要となる。防水、屋根材の進歩もあり、そこまでの勾配を要しない現在より、大きな屋根裏がある。

断熱材の性能が上がったことも、屋根面一杯まで空間を使える大きな理由である。リノベーションにおいて屋根裏は、宝の山なのだ。

2階は水周りと、LDKの一室空間のみとし、構造体も現しとした。中央部にはロフトを設け、奥深くに光と風を導いている。また、高台の特性を活かしたその眺望も素晴らしい。

キッチンはタフなステンレス製の壁付けとし、ダイニングとの間には、人工大理石のカウンターを造りつけた。この上で直接パン生地をこねるのだが、実際に頂いた手作りパンは、本当に美味しかった。

作曲が趣味の夫。「男前なキッチン」が好きな妻。夫妻に相応しい家に生まれ変わったと思っている。夏には、ロフトから眺める花火大会を楽しみにしているそうだ。

■2016年3月
フジテレビ『みんなのニュース』で紹介されました。
Data

一般住宅設計 | 守谷昌紀

種別 | リフォーム・リノベーション

構造 | 木造

予算 |  工事費用:1580万円

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