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東田辺の家-風水とは-
[ 所在地 ]
大阪市東住吉区
[ ロケーション ]
住宅街
[ 敷地面積 ]
90.20 ㎡
[ 延床面積 ]
117.22 ㎡
[ 竣工年 ]
2012年
[ 施工者 ]
株式会社 市川工務店
[ 作品解説 ]
東住吉区は、大阪平野を北に貫く上町台地の付け根にあたる。近くに活気のある商店街もあり、大変住みやすい街である。

住宅を計画する際、最も重要なのは、クライアントがどのような暮らしをしたいか、である。次に向かい合うべきものは環境だろう。どれ程良いプランであっても、その「場所」に合っていなければ、何の価値もないからだ。

その大きな指針として「風水」というものがある。中国から伝わって来たとされるので、東アジア共通のものと言えそうだ。

様々な解釈はあるが、大きくは北東の鬼門、南西の裏鬼門に、水廻りや玄関を持ってこないことだろうか。

本計画のクライアントは、四柱推命に詳しい。よって、この計画において、配置、開口部においては明確な希望があった。

敷地の中心からこの角度の間は玄関を避ける。また、この範囲は開口を作ならない等々。

当初は、難しいもののように考えていたが、むしろプランの確定は早かったと思う。案ずるより産むがやすしである。

考えてみれば、日当たりの強すぎる場所、日が当たらない場所に、向く、向かないを判断するのだから、それ程難しいものではないのかもしれない。

思ったより広く、思ったより明るいという感想を貰っている。それらを実現するにはやはり、敷地に向かい合うしかないのだと考えている。
Data

一般住宅設計 | 守谷昌紀

種別 | 新築

構造 | 木造

予算 | 2000万円台

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