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下町のコンクリートCUBE RC打ちっぱなし住宅
[ 所在地 ]
大阪府

[ ロケーション ]
都市部

[ 竣工年 ]
2006年夏

[ 作品解説 ]
『加美の家』 家+庭=家庭
敷地
大阪市の南東端にある町工場が混在する住宅地である。計画地は駅が近い事もあり、周りには小売店舗も多い。私の育った街からも近く、職住が入り混じる街並みは自らの原風景でもある。隣地の銭湯が僅かながら下町の風情を残す。

要望 
クライアントからの要望は内外ともRC打放しの家。長所、短所をよく話し合った結果、北側は断熱材と仕上を施し、南側の主たる空間は内部も打放しとした。“設計を楽しんでほしい”というメッセージも頂き、意気に感じて設計に取りかかった。

設計 
2階は、西側の箱に寝室、東側の筒に和室、それらを結ぶ北側に水周り、動線部を配した。寝室は光を取り込みすぎないよう配慮し、反対に和室は筒の奥深くまで光が届くよう、最高部まで開口を求めた。その上で身長程の独立壁を設け、視線を遮る役割を与える。その壁が精神的な安心感と、強い影、鮮烈な光をもたらす事を期待したのである。

テーマ 庭、中庭、アプローチ等の外部と、内部の空間は、躯体のずれが生む中間領域によって結びつけられている。RC壁式構造の躯体を、美しさへ高めるのは“贅肉の無い造形”。取り除けるものは徹底的に排除する。その姿勢において妥協しない事を課した。それが品のある建築に繋がると考えての事である。



■2011年7月
日本建築家協会『関西56人の建築家と家をつくる』に掲載されました。
■2010年5月
モダンリビング別冊『ML+VIEW』に掲載されました。
■2008年2月
『モダンリビング177号』に掲載されました。
Data

一般住宅設計 | 守谷昌紀

種別 | 新築

構造 | 鉄筋コンクリート

予算 |

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