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一級建築士事務所 こより
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北棟梁町の家
北棟梁町の家

設計:一級建築士事務所こより
用途:専用住居
敷地:京都市東山区
竣工:2023.05
施主:株式会社八清(担当:落海達也/現SOMO)
施工:丸忠アーキビルド
照明計画:ModuleX
置き家具:秋友家具製作室
和紙:ハタノワタル
植栽:楓景
写真:臼井淳一

明治40年、築116年になる京町家の改修である。
このプロジェクトは京町家を専門に不動産を扱う京都の株式会社八清が購入、
修繕・改修を行ってから新たな所有者へと引き渡すため、設計段階では特定のオーナーはなし。販売予定価格や立地、市場を考慮しターゲットをセカンドハウス利用と想定し、プロジェクトを進めた。

築100年を超える建物ということもあり、スケルトン状態から構造補強を大幅に行いつつも、長屋の内の1区画にあたるということもあり、
ファサードを含め外観に関しては元々持っていたプロポーションを引き継ぐ形で計画をしている。
伝統的な京町家らしさを残した外観とは裏腹に、内部は和風かつ現代的な構成に組み替えた。また、コンパクトながらも町家特有の坪庭に着目し、内部環境とのつながり方について再考し構築し直した。

エントランスを入ると奥の庭まで視認できる配置計画とし、
庭のレベルを目線レベルまであげることで各区画の境界は曖昧となり、
実際の空間よりも大きな広がりと外部との繋がりを強めた。
また各階各部屋共通で内部意匠については左官仕上げや黒谷和紙など京町家のもつ伝統的な空気感に調和する柔らかな仕上げを施している。
窓はフロストガラス・障子を用いることで柔らかな光が空間 を包みこみ、
落ち着いた印象と都市の中でのプライバシーを確保しながら季節や天気ごとに光や影の移ろいを感じられる空間を設ました。
世代が入れ替わり変化していく京都の町や人の中で、京町家の伝統と街並みに敬意を払いながらも新たなライフスタイルの場として寄り添える空間を目指した。
Data

一般住宅設計 | 中村 菜穂子

種別 | リフォーム・リノベーション

構造 | 木造

予算 |

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