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株式会社 アーキテクト憧
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I6-house 「木漏れ日のある家」
I6-house「木漏れ日のある家」project
I6-House「木漏れ日のある家」は、長崎県諫早市の今は静かな田園の中で、これから住宅が立ち並んで行く新興住宅地での設計計画です。
建築の外観は静かな田園風景の中に、レッドシダーの壁を覆うように傾斜の向きが異なる白い壁と庇が空に向かって立ち上がります。静かな田園の中に彫刻の様に建つ、シンボリックな建築を目指しました。
玄関ホールに入ると目の前には大きなFix窓から見える。植栽と2階テラスバルコニーから注がれる優しい光が家族や来客者を出迎えてくれます。1階はビルトイン駐車場と主寝室と子供室で構成されていて、ライトコートに面して設けられた窓からの優しい光が、玄関ホールと主寝室と子供室に各室のプライバシーと防犯を守りながら、木漏れ日の様に優しい光を注いでくれます。玄関ホールのレッドシダーの壁とレッドシダーで吊られた階段は暖かく優しい空間を造り出し、手摺の下に設けた照明の光と相俟って、玄関ホール全体の空間を演出します。
2階リビングの天井は、屋根と同じ勾配でテラスバルコニーに向かって勾配を持たせることで、リビングに開放性を持たせ、広がりのある空間を造り出しました。天井をレッドシダーにする事により外観デザインとの一体感を造り出し、落ち着きのある空間を造り出しました。天井の十文字の間接照明は、キッチンカウンターの間接照明とで、リビングにシンプルでモダンな落ち着きのある空間を造り出しています。
リビング・ダイニング・ゲストルームと繋がるテラスバルコニーのレッドシダーの縦型シェードは各部屋のプライバシーと防犯を守りながら空間に開放感を与え各部屋に木漏れ日のような優しい空間と光を与えてくれます。
I6-House「木漏れ日のある家」は天気の良い日にはリビング・ダイニングと一体感のあるテラスバルコニーでホームパーティーやバーベキューなどが出来る家族とのコミュニケーションを図ることで、何時までの家族が楽しめる家になって欲しいと考え設計しました。
一般住宅設計 | 佐藤 正彦
種別 | 新築
構造 | 木造
予算 |