緑豊かな雑木林に囲まれた大屋根のかかる大きな農家が、
この地域の景観や風土、文化を形成しています。
しかし、成田空港の建設にともない立退きを余儀なくされたり、
防音や振動対策のため、解体撤去され新しい住宅が点々と建ち
この風景も年々変化しています。

今回再生した農家は、江戸時代中後期に建てられています。
現在まで大規模な改修をすることなく、昔の面影を多く残しながら生活していました。


防音対策が出来ること、
若い世代の新しい生活が送れること、
代々受け継がれたこの農家を将来に渡って残すことが出来ることを主眼に、
新旧が入りまじった　「古くて新しい農家」に甦えらせています。