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岩瀬隆広建築設計
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大江の住処(サブ名:33°46′48″)
[ 所在地 ]   熊本県熊本市
[ ロケーション ]  住宅密集地
[ 敷地面積 ]   162.70㎡ 約49.3坪
[ 延床面積 ]    94.86㎡ 約28.7坪
[ 竣工年 ]     2013年 7月   
[ 作品解説 ]
窓たちは
冬、縮こまった毛穴をお日様の日差しで開かせ
夏、汗ばんだ肌にそよ風を触れさせ
みんなを心地よくしてくれる...

お家の形状は
内外に明るさと広がりを与え
瞳孔の膨張収縮や様々な眼球運動を引き起こす...

吹抜けは
お父さん、お母さん、子供たちどこにいても気配を感じられ
いつも安心感を与えてくれる...

小国杉の床は
足裏の皮膚から伝わる熱や湿気を調節し
天然素材の感触で何とも言えない心地よさを与え
みんなを素足にさせてしまう...


熊本市街地に近く、県立劇場や大学の建物がみえる敷地は、どこも同じように南スペースの広さを意識した住宅密集地の一画にあります。

依頼は、1年前に購入した古家付きの土地の建て替え。

7月頃、クライアントとの最初のヒヤリングは、「冬、すごく寒い」との話で最も時間を費やしました。

もちろん一番の要望は、「あったかい家」にしてほしいです。

ただ日本の四季から「あったかい家」は自ずと「涼しい家」も付いてきます。

昨今、二酸化炭素の排出削減のための冷暖房負荷の軽減となる高断熱高気密の主導(良い悪いは別として)は、内外の境界となる膜の性能向上にあり、その熱源は化石エネルギーが主流です。

そこで今回の家は、どこまで自然エネルギー(太陽、風)を膜の内外に取り込めるのか、回帰的考えではあるが、素直に冬は「お日様の日差しが降り注ぐあったかい家」夏は「日差しを避け風が通り抜ける涼しい家」を計画しました。                                      

住宅密集地の中の一戸に過ぎないこの家で、内から外へと自然エネルギーが広がることを期待しています。  
Data

一般住宅設計 | 岩瀬 隆広

種別 | 新築

構造 | 木造

予算 | 1900万円

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