建築家WEB
建築家ポータルサイト
建築家WEB
6,627view
岩瀬隆広建築設計
1,024view
江津の住処(サブ名:Shipな家)
[ 所在地 ]   熊本県熊本市
[ ロケーション ]  住宅密集地
[ 敷地面積 ]    121.1㎡ 約36.7坪
[ 延床面積 ]    123.4㎡ 約37.4坪
[ 竣工年 ]     2011年 7月   
[ 作品解説 ]
建設地は、上江津湖周辺の住宅密集地にあります。
この土地は、クライアントの希望エリアで、クライアント自身の足で探しまわり、ようやく見つけた土地です。 

形状は、細長い台形のような変形敷地。

当然、一番の要望は、広がりのある住空間をつくってほしいでした。
ただし、プライベート確保を前提として・・・。
また環境問題として、江津湖周辺の水はけの悪さがありました。
周辺情報によると最近のゲリラ豪雨時、一時的に水路が氾濫するとのこと。

しかし、そんな土地ではありますが、
北から南へと狭くなっていくパースペクティブな空間で、
奥深さを強調しています。
それは、今後の広がりの可能性を期待させてくれます。
また、
「水に浸かる」土地として見ていると、その形状が「舟」を連想させます。
それは、舟のような基礎の器が水から守ってくれるようです。

限られたスペースに
プライベート確保という閉塞的になりそうな条件の中
そこに建つ家は、
基礎の器をベースとし
パースペクティブな空間を軸に
視線の流れにこだわった
より広がりを感じる空間を追求しました。

「床レベルの変化による空間の繋がり」
「向き・距離による抜けや俯瞰・仰視の角度」
「仕上げの素材、色彩、形状」
など
瞳孔の膨張収縮や様々な眼球運動を引き起こす視線の流れです。

また「視線」に重点を置いたのには、その他の要望にも起因しています。
夫は「黒い家、ソファーに座る、黒く籠る趣味室」に対し
妻は「白い家、畳に座る、白く全体を意識できる趣味室」などで
正反対の要望でした。
そこで、この住空間の中で生活する夫婦各々の視線の先を考慮し
空間構成や仕上げの配置を決定しています。

プライベート確保をしながら周辺環境や空へと垣間見れる窓。
そして周辺の屋根を超え江津湖や花火大会を望める物見台。
視線の先は、内から外へと抜けていきます。

Shipな家は、閉塞なコートハウスのようでどんどん外に広がるオープンな家になっています。
Data

一般住宅設計 | 岩瀬 隆広

種別 | 新築

構造 | 木造

予算 | 2300万円

建築家WEB TOP
FEATURE
ANNOUNCE
WORK
ARCHITECT
OFFICE
BOOK
CONTACT
Site Map
建築家WEB TOP