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理想の家のイメージや要望などの意見が家族バラバラになってしまっては建築家さんも迷ってしまいます。建築家さんに会う前に家族の考えをまとめておくことが必要です。
まとまらなかった場合は、不満と改善策をもう一度見直し、家族全員の要望やそれぞれに本当に必要なものとそうでないものを話し合いましょう。
デザイン、プランニング、工事、コスト、アフターサービス、得意分野や特性など、それぞれ特徴があります。
雑誌やインターネット、パンフレットなどで実例写真を見るのも判断材料にしたりするほかに、実際に工事現場を見せてもらったり、実際に住んでいる方に、対応や住みごこちを聞く手もあります。
自分たちの理想の家を建ててくれそうな依頼先を探し出しましょう。
住宅は、主な構造材料や作り方によって、いくつかの工法に分類されます。
こういった構造についての要望をまとめましょう。
また、耐久性、防犯対策やバリアフリーなどの設備・システムについても考えておきましょう。
木造軸組工法
(在来工法)
柱と梁を組み、筋交いを入れて強化する日本の伝統的な工法
枠組壁工法
(2×4、2×6工法)
北米から来た工法。2×4、2×6はインチ単位の製材のサイズ
鉄骨造
軽量鉄骨より太い重量鉄骨を用いて、現場で骨組みをつくる
コンクリート造
現場でコンクリートを打って、型枠に流し込み躯体を構成する
その他
薄い鋼板を用いて骨組みをつくるスチールハウスなど新しい材料や施工方法のもの、ログハウスなど上記に分類されないもの
プレハブ
部材を工場生産する割合が高く、ハウスメーカーなど各社それぞれの工法をもち建築基準法に基づいて認定される
木質系:壁や床を木質系パネルで構成し、「面」の力で建物を支える
鉄骨系:軽量鉄骨の柱や梁、ブレース(筋交いに相当)で骨組みを構成
ユニット系:鉄骨の骨組みのものが主流。ほかに2×4ユニットなどがある
コンクリート系:工場生産のプレキャストコンクリートパネルで躯体を構成
家の面積には建築面積と延べ床面積の2種類があります。
・建築面積とは、家を建てるのに敷地をどのくらい使えるかということ
・延べ面積とは、建築物の各階の床面積の合計面積のこと
です。
土地や建物を購入する場合や、家を建て替える場合、必ず出てくる建築用語に建ぺい率と容積率というものがあります。これら建ぺい率や容積率(土地・地域によって、法律で決められている)が何%であるかによってその土地にどのくらいの大きさの建物が建てれるのかが制限されています。
この制限により、望みの建物が建てれない場合があるので、事前に確認しておかなければいけません。
土地、建物に関する権利関係がどうなっているのかを確認するには、登記簿謄本をとりよせるとよいでしょう。物件所在地を管轄する法務局の登記所に行けば、誰でも自由に閲覧させることができます。
住まいは長く暮らすもので頻繁に変えられるものではないので、家族の10年後、20年後、30年後の生活も想定しておきましょう。将来、子供が進学・就職・結婚で家を離れる場合や、親との同居、転勤の可能性なども考えておきましょう。
入居時期から、着工日を逆算してスケジュールをたてるので、入居希望日も忘れずに話し合っておきましょう。
できあがったら引越しをしなくてはいけなくなるので、子供の入学時期や長期の休みに合わせるなど、生活に支障のない時期で考えておきましょう。
家の外観、内観など全体のイメージを決めましょう。
間取りも大切ですが、外観や内観のイメージを伝えるのも大切なポイントです。どんな家に住みたいかどんな生活をしたいのかイメージを膨らませ決めましょう。最終的にひとつに絞らなくてはいけませんから、具体的な話に入る前に、家族全員の意見をまとめておきましょう。
(和風、洋風、モダン、シック、シンプル等・・・)
全体のイメージや構造などを決める際に参考にした資料や家があったら、それを伝えることもひとつの方法です。
具体的なイメージがあれば、建築家さんもイメージをつかみ易いですし、自分たちも伝えやすいのです。参考資料があるのであれば、メモするなどしておきましょう。
平屋?二階建て?地下室?LDK型?D単独型??二世帯?
間取りや広さは、現在の家族構成やライフスタイル等を踏まえて、リビングを中心とする、個室を重視する、高齢者への配慮を重視するなど、何を重視するかをポイントに検討していくと良いでしょう。また、他の部屋や廊下とのつながりなども忘れずに。
また、隣家と密着して建てる場合は特に、隣家のキッチンやトイレが接する方向にリビングなどを設けないよ、逆に隣家のリビングの間近にこちらのトイレや換気扇などの排気口を設けないようになど、近隣への考慮もしなければなりません。
もし、親と同居を考えているのであれば、
・完全独立型(玄関が2つで、棟の内部で世帯間の行き来ができないもの。)
・一部共用型(個室やキッチン、トイレなどを世帯ごとに独立させながら、玄関やリビングなどを共用するというもので)
・同居型(個室以外のすべてを両世帯で共用するもの)
などがあるので、相談し決めておきましょう。
まず、不満な部分の改善策を考えてみましょう。それが具体的な要望へとつながってきます。また、家に無かった機能・設備、家族の近い将来像を想定した時に必要となるものなども考えてみると良いでしょう。
2階リビング、対面式カウンターキッチン、床下収納、一人部屋が欲しい、ロフト付き、ウォークインクロゼット付きなど。
玄関に下駄箱以外の収納(コートやジャケットが入る程度のクローゼット)が欲しい、家具をウォークインクローゼットの中に入れたい、ちょっと広めのウォークインクローゼットを書斎や家事室としても利用したいなど。
収納スペースは、広ければ良いというものではなく、居住スペースとのバランス、1か所に大きく確保するか、各部屋に分散して確保するか、用途、収納するものなどを考えて決めることが大事です。階段下や床下、ロフトなどデッドスペースを収納に利用すると、日常生活に必要な空間の幅を最大限に確保できますし、隠すだけではなく見せる収納もあります。
効率よく収納するためには、収納するもののサイズ・数などの情報を得ておくことが必要です。
建物の中にばかり気を取られて、意外と忘れがちな屋外ですが、意外と重要です。
門扉、塀などはプライバシーに影響しますので、慎重に考えなければいけません。駐車場やエアコンの室外機、寒い地域では石油タンク、自転車やバイクなどの置き場所など忘れずに考えておきましょう。また、防犯についても、置いたものが目隠しや2階への進入ルートとならないように考えなければなりません。
もちろん、庭の大きさや配置、遊べる庭をつくりたい、家庭菜園をしたいなどの要望も出し合っておきましょう。
廊下や階段、ペットのことなども忘れずに。
廊下や階段で家の品格や使い勝手が変わってきます。おじいちゃんおばあちゃんがいるので手すりを付けたい、廊下と部屋の段差をなくして欲しい、単なる通路としてではなく、窓や収納、飾り棚などをうまく組み合わせたいなど。
新築を機に家具を新しくと考える方も多いと思います。
好みのインテリア、持ち込むインテリアから考える家づくりをするのもひとつの方法です。
その場合、置きたい家具を設計前までに決めることをオススメします。そして、色やサイズなどを測っておきましょう。そうすれば、家具のサイズや配置に合ったスペースなどを間取りに反映させることができますし、床や壁などの内装材も、家具のデザインと調和するものを選ぶことができます。事前に建築家さんに話しておくことを忘れずに。
また、インテリアコーディネーターに建物のイメージと調整を図りながら決めてもらうという方法もあります。
理想の家のイメージや具体的なプランが決まっても、予算や技術的な制約からすべての希望を満たすことは難しいです。
今まで話し合ってきたことをもう一度見直し、優先順位を決めておきましょう。
妥協できること、どうしても譲れないことや重視しているポイント、自分たちにとって大切なものを考えなど。
建築家さんも優先していることから実現できるように考えてくれますし、建築家さんとの話し合いもスムーズに進みます。
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必要な情報を整理できるチェックシートです。
不満と改善策をもう一度見直し、家族全員の要望やそれぞれに本当に必要なものとそうでないものを記入しておきましょう。
印刷して、ご使用下さい。
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LAST UPDATE 2008/08/19